ボーダー・ラインⅡ・Ⅲ★★★★★

 
…せつない。この一言につきる。
ラストシーンにじんわりくるBLなんて何年ぶりだろ。
事件云々はたいしたことないんだけど、佳也と由利の関係がもうなんというかBLの理想というかお堅いはずの佳也が一度決心したら意外に男前に由利の存在を受け入れるところとかたまんねー。男前受さいこー。そしてのらりくらりとしてる由利だけどこの人みたいな広い意味で器の大きい攻ってあんまいないと思う。優柔不断ってわけじゃなくて怖がってると相手に選ばせる(弁護士だからいいようにしむけるってのもあるんだけど)のがつぼ。
ラストはどうとでも解釈できるけど私は勿論ポジティブに捉えたい。
そして続きが猛烈に気になるぜーと思っていたら蓮川愛大先生めあてでこのシリーズの番外編を夏コミんとき買ってきてもらって放置していたのを思い出して(自分GJ)読みふけりました。(蓮川愛大先生の描く由利の服がすごくてさー!大爆笑した)十郎太もそんな嫌な感じじゃなかったからグレイ・ゾーンも手出してみるかな。
それにしても鳥海受がこんなにはまるとは思わなんだ。こうなったらサウダージもきいてみようかな。